大学のオープンキャンパスに
友人と一緒に遊びに行った際、

イベントの受付をしていた女の子は
清楚を絵に描いたような女の子でした。

24歳にしては垢抜けない綺麗な黒髪。
ナチュラルメイクでも構わないキレイな肌。
黒縁のメガネの奥から除く大きな瞳。

ちょっぴりほんわか。ドジで天然。
人懐っこくて思わせぶり。

同性の女子達からはちょっと嫉妬の目で見られるくらい
男を夢中にさせる要素を兼ね備えた女の子。

年齢も、出身も、なんら共通項が無かったけれど
僕らは、ほんの数分会話しただけで打ち解ける事ができ、

その日のうちに、2人で夕食に出かけました。

食事をしながら砕けた会話をしていくうちに、
彼女が僕の「予想通り」のタイプの女性である事が解りました。

彼女は自分に自信が無くて、優柔不断。
誰かが代わりに決断してくれるのを待つ他者依存型。

情緒不安定で、調子が良い時と悪い時の差が激しい

つまり「プチメンヘラ」ですね。

どうやら、彼女がそういう性格になったのは
圧迫的で支配的な家庭環境にあったみたいですが
それはまた別の話なのでとりあえず置いときます。

メンヘラと言えば、即ヤリ即落としが楽すぎる
ヤリチン界でのイージーステージとして有名ですね。

彼女もまた、清楚でお堅いイメージとは逆に
攻略が容易なイージーステージでした。

彼女には、付き合って半年の彼氏が居ました。
美人な彼女には意外ですが生まれて始めての彼氏だそうです。

僕な何度も、彼氏の事について相談をされました。

「やっぱり…好きじゃないみたい…」

と言っていたかと思えば次の日には

「やっぱり、あの人しかいないの!」

と意見が180度変わってることもしばしばでした。

もちろん、彼女には悪気はありません。
情緒不安定だから仕方が無いのです。

彼女のようなタイプを攻略する時の方法は決まってます。

徹底した肯定です。

彼女の意見がどれだけ変わってもいいのです。
どれだけ、僕の感性と合わなくてもいいのです。
どれだけ、僕に不利になるような発言でも良いのです。

ひたすらに、肯定をし続ける。

特に、彼氏持ちの女の子を落とす時にはこれが有効です。

彼氏に対する不満、愚痴などは絶対に生まれるものだし
それを誰かに話したくなるのが人間です。

そんな時に

「私の事を絶対に否定しないで、絶対に肯定してくれる人」

として僕が彼女の中に居座ることができたのならば
いつの間にから彼氏との立場は逆転しています。

彼氏 と 僕

どちらを失う事が彼女にとってリスクなのか…。

彼女も気づかないレベルで
アンカーが埋め込まれていきます。

ある日

「彼氏の事で相談があるの」

と突然泣き出した彼女を電話越しになだめ、
僕は仕事帰りに彼女が住む都内の某所で向かいました。

泣きながら、相談ごとをするなんて
普通は彼氏に対してする事です。

それを、男である僕にしてくる、という事は
僕の信頼残高がだいぶ高まったという証。

Xデーは今日だ、と思いました。

落ち着いた場所で話そうという事で
ゆったりとしたカフェを選択し

僕らは隣に並んで話を始めました。

しかし、話がスタートしてみると
彼女はさっきまでの低いテンションが嘘のよう。

気分の上がり下がりが激しいのがメンヘラの特徴です。

特に、迷ったりする必要もありません。
若干、お酒が入って良い雰囲気になってきたなら

唇を重ねるまでに時間はかかりませんでした。

若い男女が、唇を重ね合ったのなら
その後にどのような事に発展していくのかは

想像に容易いことと思います。

僕らはその日、一線を超えました。

彼女もまた、僕のキープの女性の一人になる

……

はずでした!!

が!

後日、彼女からこんなメールが

「ひつじさん、やっぱり私は彼氏が好きです。
 ひつじさんと会っちゃうと、私はどんどん
 悪いことをしてしまいそうなので、もう、会わない事にしましょう」

へぇぇぇぇwwww

どうやら、彼女の女友達が言った一言が決めてみたいです。

「ひつじさんとの関係はイケない事だよ」

他者依存の彼女は、信頼してる友達の言葉で選択、決断をします。

「うん、わかった!」

まったく、猫のような女の子でした(^^;)
気分、変わりすぎw